2020年を迎えて

令和2年2月

会長 長葭常紀

 2020年新しい年、暖冬といわれ1月の盛岡は雪が少なく真冬日もない穏やかな年になるのではと思っておりましたが、2月に入り厳しい寒さと大雪に見舞われ、冬の厳しさを改めて認識いたしました。今年は庚子、過去の成果から引き継ぐべきものを維持しつつ、新たな環境や局面に向けて体制を整えていくと良い年だといわれております。当育成会としても肝に銘じ、しっかり次世代につなげていかなければと思います。さて、今年は東京オリンピック・パラリンピックイヤーです。また、夏には2014年1月に日本が締結した国連の障害者権利条約の日本の実施状況が初めて審査され勧告が出されます。2016年から施行された障害者差別解消法の見直し改正も行われます。共生社会、心のバリアフリーをめざす大きなチャンスになることを期待するものです。つぎに、国の「第5期障害福祉計画」の最終年である2020年度末が整備目標の「地域生活支援拠点事業」-この事業は、障がい児者の重度化・高齢化や「親亡き後」を見据え、居住支援のための機能-を地域の実情に応じて整備し、障がい児者の生活を地域全体で支えるサービス提供体制を構築するべく盛岡市自立支援協議会で進められております。保護者や事業者にアンケート実施や関係事業者のヒアリングを行い、様々な視点から最終段階の検討に入ると聞いております。障がいのある人が地域で継続的に生活できるための拠点となるものですので、当育成会も当事者団体として必要とされるものをしっかりと明らかにし、発言していかなければならないと思っております。誰もが地域でいきいきとあたりまえに暮らせる地域共生社会をめざし、一緒に歩みを進めてまいりましょう。